〒654-0021 兵庫県神戸市須磨区平田町2丁目3-2 板宿グリーンタウン1階

一般歯科

一般歯科|須磨区板宿の歯医者 板宿駅前ファミリー歯科

WEB予約

板宿駅前ファミリー歯科の一般歯科についての考え方

患者様一人一人の声に耳を傾け、オーダーメイドの治療方法を提案します。
私たちは、「医学的に正しいこと」=「すべての患者様が満足する治療」ではないと考えております。
保険診療を中心に患者様の口腔内の状態と価値観やライフスタイルなども加味して希望に沿ったオーダーメイドの治療方法を提案させていただきます。
そして保険治療の枠にとらわれず、より歯と健康に良いもの・審美性や快適性の高いものをご希望の患者様には、最良で最適な治療方法をご提案いたします。
治療方針決定の基本は、患者様の声に耳を傾けることから始まります。
プライバシーに配慮をした半個室と個室の診療室になっておりますので、どんな些細な要望や症状も遠慮せずにお話しください。
また当院では、口腔内全体の状態を把握して治療を行うことにより、一生涯歯を失うことなく自分の歯で噛めることを目指しております。
歯科治療の技術や使用する材料・機器も日進月歩進化をしています。
当院ではもちろん痛くない麻酔や苦痛の少ない虫歯除去など基本手技を大切にしながら、日々の研鑽を怠ることなく新しく患者様にとって有益な技術の習得に努めて参りますので、どうぞ安心して下さい。

一般歯科について

虫歯

一般歯科とは、一般的な虫歯や歯周病の治療のことを言います。
その他、補綴治療・入れ歯・ブリッジ等があります。
保険診療の範囲内で行われる治療が多いため一般歯科=保険診療と思われる方も多いです。
保険診療が基本治療にはなりますが、患者様のお口の健康状態によって保険外診療をご提案させていただく場合もあります。

虫歯の原因

虫歯は、歯垢の中の虫歯菌が歯の表面に付着し繁殖することで酸を出し歯を溶かすことでできていきます。
また、虫歯菌は食べかす(糖分)を餌として繁殖するため甘い物をよく食べる方は虫歯になりやすい傾向があります。
その他に噛み合わせや歯並び・歯磨きの仕方・唾液の量など様々な原因によって虫歯になります。

虫歯は、①口の中の細菌(ミュータンス菌)、②糖分、③歯質の3つの要素が重なり虫歯を引き起こします。

細菌(ミュータンス菌)
ミュータンス菌は繁殖すると歯垢となって歯の表面に付着し摂取した糖分から酸を作ります。
その酸が、カルシウムやリンといった歯の成分を溶かし、歯を脆くさせます。
糖分
普段口にする食べ物や飲み物は、ミュータンス菌が酸を作る材料になります。
甘いお菓子やよく間食する習慣のある方は歯の表面に繁殖した酸が付着する時間が長く虫歯になる可能性を高めます。
歯質
遺伝や環境の違いで個人差はありますが、象牙質やエナメル質の状態によって虫歯になりやすい方もいます。
丈夫で健康な歯を育てるためにカルシウムやリン、タンパク質、ビタミン等の栄養素が必要なためバランスの取れた食事を心がけましょう。

進行した虫歯の症状と治療について

初期の虫歯

C0初期の虫歯

痛みはなく、歯の色が少し、白濁してきます。この状態は自覚症状がないため、気づくことは難しいですが、定期的に歯科医院に通うことで早期発見が可能です。このタイミングであれば、再石灰化により、健康な状態の歯に戻すことが可能です。

表面のエナメル質に穴が空いた虫歯

C1表面のエナメル質に穴が空いた虫歯

歯の表面のエナメル質だけが冒されており、ほとんど痛みはありません。定期検診で見つけることができた場合、早期に対応できます。適切な歯磨きやフッ素塗布などで歯の再石灰化を促せば、治癒できるケースもあります。

歯の内部まで進行した虫歯

C2歯の内部まで進行した虫歯

エナメル質の内側にある象牙質にまで溶解が進んだ状態。「冷たいものや甘いものがしみる」といった症状で現れます。虫歯に冒された部分の歯を削り、削った大きさに合わせて詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)をします。

歯髄(神経)まで進行した虫歯

C3歯髄(神経)まで進行した虫歯

虫歯が、歯の内側の神経まで達した状態。「冷たいものがしみる」「熱いものがしみる」「噛んだとき痛む」「何もしなくても痛い」といった症状が加わり、後に激しい痛みに変わります。神経を取り除く根管治療を行い、被せ物(クラウン)をします。

歯冠が大きく失われた歯

C4歯冠が大きく失われた歯

歯冠部分がほとんど溶けてなくなり、虫歯が歯根まで到達した状態。神経が死んで一度激しい痛みは治まるが、歯根の先に膿が溜まることで、再び激しい痛みが生じます。歯を残すことは出来ないため抜歯を行い、抜歯後は入れ歯やブリッジ・インプラントで噛む機能を回復させます。

歯の構造

歯の構造1 歯の構造2
  • 歯冠(しかん)と歯根(しこん)

    歯の表面に出ている部分を「歯冠(しかん)」と言い、歯茎に隠れている部分を「歯根(しこん)」と言います。そして歯は、皆様ご存知のエナメル質だけでなく、いくつもの組織から成り立っています。

  • エナメル質

    まず「エナメル質」は、人間の体の中で最も硬い組織で、水晶と同じくらいの硬さがあります。厚みは2~3ミリほどあり、歯に対する様々な外部刺激から歯髄(歯の神経が通っている部分)を守るということが、最大の役割です。

  • 象牙質(ぞうげしつ)

    次に「象牙質」。象牙質はエナメル質の下の層にある組織で、歯の大部分を構成しています。エナメル質よりも柔らかい組織であるため、虫歯は象牙質に達した後は、侵食スピードが増してしまいます。また、象牙質に刺激が加わりますと、痛みを感じます。

  • 歯髄(しずい)

    そして「歯髄」。歯髄とは歯の中心部に流れる神経が通っている組織です。歯の痛みを感じるのは主にこの歯髄です。一般的に「歯の神経を取る」というのは、これらの組織をすべて取り除くことを意味し、「抜髄(ばつずい)」といいます。

  • セメント質

    「セメント質」とは、歯根の象牙質の表面を覆っている組織で、「歯根膜」と呼ばれる歯と歯ぐきをつなぐ「結合組織」をつなぎとめる役割をしています。

  • 歯根膜(しこんまく)

    歯槽骨(歯を支えている骨)と歯根の間にある薄い膜状の結合組織ことです。歯と歯槽骨を繋ぐという役割のほか、「噛み応え」を感じるという役割や、歯に伝わる咬合力を調整するクッションのような役割もあります。

  • 歯槽骨(しそうこつ)

    歯槽骨とは歯を支えている骨のことです。歯周病が進行すると、歯槽骨や歯根膜が破壊されるため歯を支えることができなくなり、歯が抜けてしまうことがあります。また、歯周病で一度吸収してしまった歯槽骨は、回復が非常に困難です。

  • 歯肉(しにく)

    歯肉とは「歯ぐき」でのことす。歯ぐきは歯槽骨を保護する役割をしています。ここに炎症を引き起こした状態を、歯肉炎といいます。

歯の治療法

  • 根管治療(歯内療法)

    根管治療とは、歯の中にある「歯髄(しずい)」と呼ばれる歯の神経にまで達した虫歯の治療のことをいいます。
    痛んだ歯髄を取り除き、根管を入念に洗浄・消毒をして、将来的な再感染を防ぐため根の中に詰め物をします。このように歯髄を除去する治療を抜髄(ばつずい)といいます。

  • ドックスベストセメント

    ドックスベストセメント治療は、生涯ご自身の歯で過してもらうことを目的とした治療で、虫歯部分を削るのではなく、歯を削らずに虫歯菌を殺菌する治療方法です。

  • ダイアグノデント

    ダイアグノデントは、KAVO(カボ)というメーカーが販売しているレーザーで虫歯の診断を行う機械です。従来「探針」という先のとがった器具を使用して虫歯の診査を行っていました。しかしこの診査方法だと歯を痛めてしまったり、歯の内部で大きくなった深い虫歯の診査はできませんでした。
    ダイアグノデントペンは、歯に当てた赤色レーザー(まったく痛くもかゆくもありません)の反射光を読み取り、数値と音に置き換えることにより歯が虫歯になっていたりひびが入っていたりすると反応する装置です。

  • MTM(メディカルトリートメントモデル)

    MTM(メディカルトリートメントモデル)とは、初期のリスク評価から、個々の患者様に合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療などを行い、定期的なメインテナンスに至るまで流れです。

補綴治療について

  • CR充填(コンポジットレジン)

    CR充填は、現在虫歯治療などで広く普及している、樹脂製の白い修復用素材です。以前は金属を詰めて治していた虫歯も、近年はコンポジットレジン充填により、短時間で白い色に修復する治療が一般的になりました。このコンポジットレジン素材を使って、虫歯治療以外にも、歯の形を修復したり、歯のない部分を補ったりする治療法です。

  • 詰め物(インレー)とは

    詰め物(インレー)とは、小さな虫歯の場合に虫歯の部分を削り取り、その部分に詰める人工の詰め物のことをいいます。
    インレー治療は主に臼歯の治療に行います。

  • 被せ物(クラウン)とは

    被せ物(クラウン)とは、比較的大きい虫歯や、根っこの治療などで歯を削った後に被せる人工の被せ物のことをいいます。

  • 入れ歯(義歯)治療について

    入れ歯(義歯)とは、人工の義歯を用いて、失った歯を補う治療法です。

  • ブリッジとは

    ブリッジとは、歯を失った部分の両隣の歯を支えにして、そこに橋のように、被せ物を装着し補う治療法です。
    ブリッジは特に違和感もなく、材料によっては義歯であることがほとんどわかりません。
    しかし人工歯の部分の歯に負担がかかり、歯ぐきを痛めることがあります。

Page Top